呼吸が、私をパニックから連れ戻してくれた
― 吐いて止める呼吸と、フェムケアの深い関係 ―
過去に、私はパニック障害を経験しました。
そのとき無意識にやっていた
「吐いて、止める」呼吸。
それが今、
フェムケアで膣の感覚を開く土台になっています。
今日はその話を少し。
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これは、
・不安が抜けにくい方
・呼吸が浅い自覚がある方
・膣の感覚がわからないと感じている方
・40代になって“安心”の意味が変わってきた方
に読んでほしいです。
強い不安、呼吸の浅さ、
身体が自分のものではないような感覚。
その中で私は、
誰かに教わったわけでもなく、
自然と ある呼吸 を繰り返すようになりました。
それは
「吸う」よりも
とにかく吐くこと。
そして
吐ききったあとに、
ほんの一瞬、呼吸を止めることでした。
そして、吐いて吐いて自然に吸いたくなるまで
内側に意識を向け、意識的に楽しい未来、成功している姿(その時は目的地に到達して、誰かと楽しんでるイメージや、家についてほっこりお風呂に入ってるイメージ)をイメージして息を吐いたまま出来るだけ多幸感を感じ、自然に吸いたくなったら吸い。
少し吸ったらまたゆっーくり吐きながら、心の中で自分で自分を励まし続けていました。
上手く吐ききれない時は歌を口ずさんだり、人と話したりすることで、ネガティブな不安が内側に襲ってくるのを意図的に呼吸と共に吐き出していました。
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吐いて止めると、身体が“今ここ”に戻る
発作が来そうなとき、
吸おうとすると、余計に苦しくなる。
だから
長く、ゆっくり吐く。
吐ききったあと、
自然に訪れる“間”。
その一瞬、
胸のざわつきが静まり、
身体の感覚が戻ってくるのを感じていました。
後になって知ったのですが、
これはヨーガの呼吸法で
バーヒャ・クンバカ(吐いて止める)と呼ばれるもの。
ハタ・ヨーガ・プラディーピカー
といった古典にも記されている、
自律神経を鎮め、内側を静める呼吸法です。
当時の私は理論を知りませんでした。
でも身体は、ちゃんと「安心へ向かう道」を知っていました。
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フェムケアで、同じことが起きている
今、フェムケアセラピストとして
膣や骨盤の感覚を感じていく中で、
私はこの呼吸が 非常に重要 だと実感しています。
吐いて、止める。
すると
・骨盤の奥が静まる
・膣周辺の緊張がほどける
・「感じよう」としなくても、感覚が立ち上がる
力を入れない。
コントロールしない。
呼吸が落ち着いたとき、
膣は“安心した状態”で初めて、
微細な感覚を教えてくれます。
これは
性感を高めるためのテクニックではなく、
身体が安全だと感じるための前提条件です。
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安心は、外から与えられるものではなかった
パニックを乗り越えたときも
フェムケアで感覚を育てる今も
私がやっていることは同じです。
✔ 吐く
✔ 余白をつくる
✔ 身体に任せる
安心は
誰かに与えられるものではなく、
身体の内側で「思い出される感覚」。
呼吸は、
いつもそこへ戻る道を教えてくれます。
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セラピストとして大切にしていること
私は
「治す」「変える」よりも
身体が本来持っている反応を信頼することを大切にしています。
かつての私が、
知識がなくても呼吸で自分を支えていたように。
あなたの身体も、
すでに答えを知っています。
フェムケアは、
それを無理に引き出すものではなく、
安心の中で、そっと表に出てくるのを待つ時間。
その土台として、
呼吸はとても誠実なパートナーです。
年齢を重ねたからこそ言えることがあります。
身体は、敵ではありません。
ちゃんと、味方です。
呼吸は、その入口です。
フェムケアと何が関係あるの?
そう思いますよね。
今、フェムケアの施術やセルフワークの中で、
私は同じことをお伝えしています。
膣や骨盤の感覚を感じたいとき、
多くの方がこう言います。
「何も感じません」
「これで合ってますか?」
「ちゃんとできてますか?」
でもね、
感じようとするほど、身体は固くなります。
そんなときこそ、
吐いて、止める。
すると、骨盤の奥が静まる。
膣まわりの緊張が、ふっとほどける。
頑張らなくても、
感覚はあとから立ち上がってきます。
「え、こんなに静かなんですね」
「なんだか奥があたたかい」
そんな声を、よくいただきます。
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安心していない身体は、開かない
40代になって思うのは、
若い頃の私は
安心を外に探していたということ。
誰かにわかってほしい。
誰かに落ち着かせてほしい。
でも、本当は。
吐いたあとの静けさの中に、
すでに安心はあったんです。
フェムケアも同じです。
テクニックよりも前に、
まず「安全」。
呼吸がゆるむと、
膣も、骨盤も、ちゃんと応えてくれます。
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無理に吸わなくていい。
長く、息を吐いて
吐ききったあと、
ほんの少しだけ、止まる。
その“間”に、
身体があなたを支えている感覚が
きっとあります。
その先に自分と深く繋がれたという肯定感と共に深いエクスタシーとも言えるオーガズムの感覚が芽生えてくるかもしれませんよ😘🍀
