あなたはひとりじゃない💜

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あなたはひとりじゃない。

更年期、増える性欲に戸惑ったら…
更年期。それは、女性にとって人生の大きな転換期。

華やかなイメージの「熟年期」という言葉で語られることもありますが、その実態は、喜びと戸惑いが入り混じる、まるで嵐のような日々かもしれません。

 

閉経を迎える前後10年間は、心も体も大きく揺れ動きます。


顔から火が出るようなホットフラッシュに襲われたかと思えば、突然の倦怠感に襲われ、家事すらままならない…。

 

感情の波も激しく、ささいなことで涙が溢れてきたり、イライラが抑えられなくなったりすることも。

 

今まで当たり前のようにできていたことができなくなり、「これが更年期のせい?」と、自分自身に戸惑うことも少なくないでしょう。


そして、そんな更年期の波の中で、誰にも相談できずに、ひとり悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。


それは、更年期に訪れる**「性欲の変化」**。
「女性ホルモンが減る時期なのに、なぜ性欲が?」
「こんな年齢になって性欲が強くなるなんて、恥ずかしい…」
そんな風に感じて、心の奥底にモヤモヤを抱え込んではいませんか?
どうかご安心ください。あなたは決してひとりではないんですよ!!

 

この記事では、更年期に性欲が増加する原因や、その変化との向き合い方について、そして、これからの人生をより輝かせるためのヒントを、具体的なエピソードを交えながらお伝えしていきます。

 

心のモヤモヤを少しでも軽くして、この先の人生をもっと輝かせるために。
ぜひ、リラックスして、最後までお付き合いください💝


あなたはどんなタイプ?

十人十色の更年期、十人十色の性欲
「更年期の性欲」と一言で言っても、その感じ方は人それぞれ。


まるで、色とりどりの花が咲き乱れる花園のように、女性の心と体は、実に多様性に満ちています。


あなたは、どんな時に性欲を感じますか?
例えば…
何気ない日常の中で、ふとパートナーの肌に触れたくなった
甘酸っぱいような、ドキドキする夢を見て、目覚めが良くなった
街中で魅力的な男性を見かけて、思わず目で追ってしまった

 


今まで以上に性に対して敏感になっている自分に気づき、「あれ?私ってこんな風だったっけ…?」と、戸惑っている方もいるかもしれません。

 

「女としての魅力が増したみたいで嬉しい」と、ポジティブに捉えている方もいるでしょう。


その一方で、こんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。


以前はセックスが好きだったのに、今は痛みが先に立って楽しめない
頭では性欲を感じるのだが、体がついていかない
パートナーとの温度差を感じてしまい、寂しい気持ちになる
更年期は、性に関する感じ方や悩みも多様化していく時期。


それは、まるで、人生の道案内地図のように、一人ひとりの体質や経験、そしてパートナーとの関係性によって、全く異なるルートを辿っていくかのようです。


なぜ? 女性ホルモンが減るのに、性欲が増加するの??

そのワケは。。。


更年期に性欲が増加する原因として、まず考えられるのが

**「ホルモンバランスの変化」**です。


閉経を迎えると、卵巣機能が低下し、女性ホルモン、特にエストロゲンの分泌量が急激に減少していきます。


エストロゲンは、女性の体と心を支える、まさに守護天使のような存在。肌の潤いやハリを保ち、骨を丈夫にし、心も体も穏やかに保ってくれる、女性にとって欠かせない存在です。


しかし、更年期になると、このエストロゲンの分泌量が減ってしまうため、体が様々なサインを送り始めます。


守護天使に見守られなくなってしまった体は、まるで羅針盤を失った船のように、様々な不調に見舞われることに。


これが、ホットフラッシュや情緒不安定、不眠、関節痛など、更年期によく見られる症状の原因となるのです。


そして、性欲との関係で特に注目すべきは、エストロゲンと男性ホルモン(テストステロン)のバランスです。


テストステロンは、一般的に男性ホルモンと呼ばれていますが、女性にも分泌されています。


筋肉や骨格の形成、意欲や行動力を高めるなど、心身の活力を支える、パワフルなエネルギーの源泉と言えるでしょう。


そして、このテストステロン、実は性欲にも深く関わっているホルモンなのです。
更年期を迎えると、エストロゲンの分泌量が減る一方で、テストステロンの分泌量はあまり変化しません。


例えるなら、太陽(エストロゲン)の光が弱まる一方で、月(テストステロン)の光は変わらないため、相対的に月の光が強く感じられるように、更年期になるとテストステロンの影響が強くなり、性欲の増加に繋がると考えられています。

 


減るエストロゲン、その影響は?
エストロゲンの減少は、性欲だけでなく、女性の体全体に様々な変化をもたらします。


例えば、肌のコラーゲンが減少し、シワやたるみが目立つようになったり、髪にツヤやコシがなくなり、抜け毛が増えたりすることも。


また、血管の弾力性が失われることで、動脈硬化のリスクが高まったり、骨密度が低下し、骨粗鬆症になりやすくなったりすることもあります。


さらに、エストロゲンは、心のバランスを整える役割も担っているため、分泌量が減ることで、イライラしやすくなったり、気分が落ち込みやすくなったり、不眠に悩まされることもあるでしょう。


これらの変化は、更年期を迎えた多くの女性が経験する、ごく自然な体の反応です。


しかし、その変化の程度や感じ方は、個人差が大きく、中には、症状が重く、日常生活に支障をきたす場合もあるため注意が必要です。


 

 


更年期に性欲が増加するもう一つの理由として、**「精神的な解放感」**も挙げられます。


長年、女性は、生理や妊娠、出産、子育てなど、多くの役割を担い、責任を果たそうと努力してきました。


それは、まるで、大きなリュックサックに、たくさんの荷物を詰め込んで、険しい山道を登り続けるようなもの。。。


時には、息切れがしたり、足が止まってしまったりすることもあったと思います。


でも、更年期を迎え、閉経という節目を迎えることで、その重いリュックサックを 下ろすことができるのです。


「もう妊娠の心配をしなくていいんだ」
「これからは自分のためだけに時間を使える」


そう感じ、心も体も解放されることで、性に対しても以前より自由な気持ちになれる女性は少なくありません。


まるで、長年鳥かごに閉じ込められていた鳥が、大空へ羽ばたいていくように、更年期は、女性が新たな自由を手に入れる、まさに第二の思春期と言えるかもしれません。


Mさん(52歳)の場合


例えば、私の講座生のMさん(仮名・52歳)は、まさに更年期を機に、セックスライフを謳歌している女性の一人です。
彼女は、長年、教師として働きながら、二人の息子さんを育て上げてきました。
責任感が強く、真面目なMさんは、「仕事も子育ても、完璧にこなさなければ」と、常に気を張って頑張ってきました。
しかし、息子さんたちが独立し、自身も閉経を迎えた頃から、少しずつ肩の力が抜けてきたように感じていると言います。
「子供たちが小さい頃は、夫婦の時間もなかなか取れなかったけれど、今は、二人で旅行に行ったり、ゆっくりと食事を楽しんだり、結婚当初のような新鮮な気持ちで向き合えています」
そう笑顔で語るMさん。
彼女のように、更年期を機に、セックスを再び楽しむことで、パートナーとの絆をより一層深めることができます!!


それは、まるで、荒波を乗り越えた二人が、穏やかな海で、ゆったりとクルーズを楽しむような、穏やかで満ち足りた時間となるでしょう。


モヤモヤを希望に変える、更年期との向き合い方


更年期の性欲増加は、決して恥ずべきことではありません。
それは、あなたが、長い人生の旅路の中で、新たな章をスタートさせた証。
今までとは違う景色が広がり、新しい発見や喜びに満ちた、エキサイティングな冒険の始まりです。
大切なのは、自分の体と心の変化を受け入れ、より豊かな毎日を送るために、どのように行動していくか。
更年期は、受動的に耐え忍ぶものではなく、自らの手で幸せな未来を創造していくための、貴重な時間なのです。

 


1. 自分自身の体と心に耳を傾ける


まずは、自分自身の体と心の声に、じっくりと耳を傾けてみましょう。
それは、まるで、静かな湖面に耳を澄ませるように、繊細な心の動きを感じ取ること。
どんな時に性欲を感じ、どんな時に心地よさを感じるのか、自分自身に優しく問いかけてみてください。


そして、心地よいと感じることを、積極的に生活に取り入れてみましょう。
例えば…
・好きな香りのアロマを焚いて、リラックスできる空間を作ってみる
・柔らかな肌触りのパジャマや下着を身につけ、自分を優しく包み込む
・パートナーとハグをする時間を増やし、肌と肌で愛情を確かめ合う
・ヨガやストレッチで体を動かし、心と体のバランスを整える
・瞑想や呼吸法で心を穏やかに保ち、ストレスを軽減する

自分自身を大切にすることで、心も体も満たされ、自然と笑顔が溢れてくるでしょう。


2. パートナーとじっくり話し合ってみる


パートナーがいる方は、お互いの感じていることや、これからどんな関係を築いていきたいのかをじっくり話し合ってみましょう。


更年期は、夫婦の関係を見つめ直し、より成熟した絆を育むための、絶好の機会です。
長年使い込まれた地図を広げ、これから進むべき道を、二人で丁寧に確認していく作業をするように、向き合ってみるのも良いかもしれません。


時には、意見がぶつかったり、感情的になってしまうこともあるかもしれません


しかし、大切なのは、相手を責めるのではなく、「私はこう感じている」「あなたはどう思っているの?」と、素直な気持ちを伝え合うこと。


本音で語り合うことで、より深い理解と信頼関係が生まれ、お互いにとって心地よい関係を築いていくことができるでしょう。


3. 専門家の力を借りることも選択肢のひとつ


一人で抱え込みきれない悩みや不安があれば、婦人科医やカウンセラーなどの専門家に相談するのも良いでしょう。


専門家は、更年期の航海を熟知した、頼りになる案内人。
あなたの心の声を丁寧に聞き取り、適切なアドバイスやサポートを提供してくれるでしょう。
専門家の力を借りることで、気持ちが楽になったり、具体的な解決策を見つけることができるかもしれません。

 

ikumiも、フェムケアを中心とした更年期世代のお悩みに寄り添ったメニューをご用意しています。


更年期は、決して暗く閉鎖的なものでも、恐るものでもありません❣️


これを機に新たな自分自身を発見し、人生をより輝かせるための、素晴らしいチャンスに満ちているのです。

 

更年期も、あなたらしく輝き続けるために
今日は、更年期に起こる性欲の変化について、その原因や向き合い方、そして未来について考えてきました。


女性として、人間として、より深く、そして大きく成長するための、かけがえのない時間💜


体の変化を前向きに捉え、自分自身を大切にすることで、これからの人生をもっと輝かせることができるはずです!

 

もしこの記事が、あなたの心に少しでも寄り添うことができたなら幸いです。
あなたの人生が、これからも愛と喜びに満ちたものであること心より願っています💝